たった三千円!アクションカメラを買ってみた!2

前回は
同じ商品なのに
価格が倍以上も違うという
恐ろしい事例をご紹介致しました。

 

Amazonで商品を購入する時は
よく調べてから購入しましょう。

 

それでは
私が一体何をやらかしたのか?
それをお伝え致します。

 

Amazonの商品ページはウソだらけ!

まず
初めに頭に叩き込んでおかなければ
ならないことがありまして…
それは何か?と言いますと
Amazonの商品は
日本製品だけではありません。

当然ですよね?

アメリカ製品や中国製品もあります。

販売者も日本人だけではありません。
中国人もAmazonで日本向けに
商品を販売しています。

つまり

日本人の感覚で商品ページを見ていたら

 

全然ダメだよっ!

ってことなんです。

 

本当のこととウソのことを見破ろう!

今回、私はAmazonで
格安アクションカメラを購入しましたが
その際に基準にしていたのが
当然ですが画質です。

4Kが録画できれば尚良く
最低でも1080で60fpsは欲しいな?
と思っていたわけです。

そこで前回もご紹介しましたが
この商品を購入しました。

リンクはコチラ↓

削除されたリンク

※リンクは削除されました。

この商品の価格にも
もちろんぶっ飛びましたが
商品ページにもぶっ飛びました。

なぜなら

この価格でありながら
4Kで30フレーム撮影ができ
1080なら60フレームがOK!

これはすごいっ!

うその記述

※画像はクリックで拡大します。(PC使用時)

 

思わず飛びついた!(笑)
ってことです。

 

カメラのフレームレートとか
なんとか全然シロウトなので
鵜呑みにして購入しましたが
やらかしたわけですな。おもいっきり。

そう

冷静になれば分かること
たった3,000円でこの性能の
アクションカメラが手に入る

わけが無い!

ですよね。

案の定
Amazonから届いた商品を
開封してスペック表を見ると…

箱裏にスペックが!

箱を裏返すとスペック表があるので
未開封のままスペックを確認できます。

 

が…

よく見ると…

 

スペックが!
※画像はクリックで拡大します。(pc使用時)

4Kはおろか1080でも30FPSだ!
しかも録画フォーマットがMP4じゃなくて
MOV!オマイが-!!!

 

すぐさま
Amazonに返品手続をしようかと
思ったのですが…。

ですが…。

冷静になって考えてみると
そりゃそうだよね?って思いました。

だって
3,000円ですから…。
送料込みだし。

商品価格は2,500円ってとこでしょう。
消費税抜いたら2,300円位ですわ。

実際。

それで4Kとか
1080で60fpsなんて
ありえねー!わけで…。

このスペックでもマシな方です。

つまり…
この商品は
AMK6000sではなくて
AMK6000というわけです。

一つ古い型ということ。

購入者レビューを見てもこの通り↓

コメント
※画像クリックで拡大します。(PC使用時)

購入前にこのレビューを見ていましたが
何のコッチャか分からず
「自分は大丈夫だろう…」
なんて思っていたらアラマッチャー。
やっちまいました。おもいきり。

 

中華製品はスペックもあてにならない

実は、アクションカメラを購入してから
色々調べてみると恐ろしい事実が分かりました。
それは
正しいスペックの商品が届いたとしても
実際にそうかは分からないってことです。

それがメイドインチャイナなんです。

例えば
今回の商品が本物のAMK6000sだったとして
パッケージにもそのように表示されており
ソフト的にも4K 30fpsとなっていたとしても

 

実際には
その通りでは無い!

 

ことがままあるそうです。

カメラの内部処理で
適当に画像拡大した
なんちゃって4K カメラが多いとか。

1080で60fpsとか言っても
実際は
1080で30fpsの処理を単に
2倍にしているだけ…。
つまり同じ画像を2フレーム分ける。
理論上1080で60fpsカメラがある…。

YouTubeにアップされている
画像比較を見ても
なぜか
1080で30fpsの方が
1080で60fpsよりも綺麗!
っていうものが多いです。

そりゃそうですよね。
同じ画像を2フレームにして
ぶち込めば、比べてみると
不自然さが分かります。

こんなカメラは
素直に1080で30fpsで
録画した方がデーターも少ないし
画像も綺麗でいいわけです。

 

そんなわけで
3,000円だったらいーんじゃね?
ってのりで返品はやめにして
使ってみることにしました。

だって
初めてのアクションカメラだもん。

 

 

※2018年4月22日追記

ついにAMK6000Sを見つけた!

私が3000円で購入した
AMK6000Sという商品ですが
調べてみるとこんな所に行き着きました。

 

AMKOVのホームページ

AMKOVホームページ

AMK6000S

AMKOVとかいうメーカー(販売者?)のサイトに
AMK6000Sという表示があります。
(矢印のところ)

さらにその下の商品写真には
見慣れたリモコンと電池2個さらに
懸案の本革調ケースが!

 

korejyane

そう…

この商品構成
間違い無く私の購入した
AMK6000Sです。

 

ついに見つけましたよ!
3000円カメラ
私の商品出所を!

 

なるほど
AMK6000Sとは
AMKOVとかいうメーカーの
頭文字3文字、AMKだったのです。

 

つまり
このAMKOVというメーカーの
OEMとしてメーカー名の入らない
無印ブランドのAMK6000Sが
Amazonなどで販売されていたのです。

 

本革調ケースも
このAMKOVブランドで
販売されていますので
まず間違いないでしょう。

カメラアクセサリーとして
AMKブランドで
販売されています。

AMKAJ

カメラケースの正式商品番号は
AMK-SJというのが正しいようです。

中華アクションカムの付属品は
購入したことのある人なら
皆、お分かりになっていると思いますが
どの商品を購入しても
入っている付属品は全く同じものです。

水中ケースやその他諸々
判で押したように同じものが
これでもか!と入っているのです。

しかし…。

このケースだけは別です。

私の知る限り
付属品としてこの優れたケースが
ついてくるカメラは私が購入した
AMK6000S以外にありません。

だって

このAMKOV製ですから
ここの商品を購入しない限り
同梱されてはこないというわけですね。

 

あのAmazonの商品説明欄はどこからきた?

このメーカーの製品詳細欄を見ても
どこにも4k 30fpsの表示はありません。

一体
あの私が購入したサイトの
製品詳細欄はどっから持ってきたのやら。

恐らく誰かがどこかで
他の商品の説明欄と間違えたのを
気がつかずにOEM販売者が
悪意無く転用していた…のでは?

 

現在は販売中止らしい

メーカーのサイトから
アメリカAmazonの販売リンクがあり
商品ページに飛べますが
現在では販売中止のようです。

salestop

これで何となく
胸のモヤモヤが晴れて
心なしかスッキリしました。

一体自分が購入した商品が
どこから来たものなのか?
分かってホッとした気分です。

 

番外編

ここからは番外編です。
確かな証拠は何もありません。

あくまでも
そうじゃねぇ?
ってノリだけで書いています。

これAMK6000Sじゃねぇ?

色々調べていくと
確証はありませんが
これAMK6000Sじゃねえ?という
商品にぶち当たりました。

日本でも販売されている商品です。

その名は
AKASO EK5000と言います。

EK5000

リモコンと本革調ケースがありませんが
その他は全く一緒です。

Amazonでのレビューもありますが
動画を見る限り同商品のようです。

設定メニューや
商品詳細も同一です。

もし違ったらゴメンナサイ。

他にもOEMで
同商品を独自ブランドとして
販売している例はあると思います。

 

コピーのコピーは怖いよ!

尚、ダラダラとどうでもいいことを
書いていますが、前提として
製品内部が同じであろうこと
仮定として話ています。

中華製品は基本コピー製品ですから
コピーのコピー(笑)
があるわけです。

全く日本人の感覚では理解不能ですが
日本でも無いわけではありません。

昔の例で言うと
私の子供の頃にアディダスのバックが
大流行しました。スポーツバックですが
当時の男の子は皆、
その商品が欲しいのです。

ところが品薄でしかも大変高価なので
おいそれと買えません。すると…
adidosというロゴをつけた
adidasとクリソツなバックが
手頃な価格で販売されて
大ヒットしたのです。

分かりますよね?

あるでしょう?そういうこと。

ところが、今度はそのadidosが
バカ売れするので
ロゴもそのままにadidosとした
コピーのコピー商品が出てきたわけです。

本家をコピーするわけではないので
やるほうも大胆です。
訴えられる恐れもないので
やりたい放題!というわけです。

中華アクションカムなども
このような現象が普通にあるようです。

商品の箱は同じ
型番も同じ
商品の外形も同じ

でも…

分解してみたら
内部は基盤も部品も
全てが全く異なる商品だった…。

同じなのは
外見(つまりロゴ)だけ。
adidosのコピーだったわけです。

私が長々とお伝えしている
AMK6000Sについても
もしかしたら
中身は全く別物かもしれません。

そうだとしたら
モノ自体別モノなわけで
調べるだけ無駄骨…。
ですね。

 

 

 

つづく