今日は最近、私が街を歩いていて
或いは車を運転していて
感じる自転車のマナーについて聞いてもらいたいと思います。
現在、私が居住しているのは大阪なんだけど
とにかく
自転車のマナーが悪い。
一番危ないなあと思うのが、商店街等の歩行者用道路を
何をそんなにムキになってと思うような速度で通り抜けるヤカラである。
中には立ちこぎで、まるで天安門に向かう中国人のごとく
とりつかれたように先を急いでいる…
ここはあなただけの道路ではないのだ。
お年寄りや子供やその他大勢の人が通る歩行者用道路である。
さらに、何を勘違いしているのか
自転車のベルをリンリン鳴らして、歩行者をどかしながら
駆け抜ける狼藉者もいる始末…
自分のやっていることが分かってないから始末が悪い。
これは公道で言えば
車のクラクションを鳴らしながら一般の車両にどけどけと
道を譲らせて走り抜けるのと同じである。りっぱな犯罪だ。
こんなことがまかり通れば、世間は大混乱となる。
自我を通す為に犯罪行為をしているのである。
本人が意識している、していないに関わらず犯罪は犯罪である。
犯罪者は警察が取り締まらなければならない。
大通りで交通整理をしている警察官がいる。
信号無視をした車が一台でもいたら大変だ。
鬼の首でもとるかのようにシャカリ気に追いかける。
ところが
信号無視をした自転車がいても平気だ。
ちょっとピッピーと笛を鳴らすのが関の山…
警察がこれである…
(大阪府警である。私達の税金で喰っている意識は全くない… 困ったものである)
犯罪を未然に防ぐのが警察の役目のはずだ。
信号無視を黙認すれば、重大事故につながりかねない。
ご存じたとは思うが
自転車は道路交通法上、軽車両と言って
歩行者ではもちろんなく、車両扱いとなる。
現状免許はなく、誰でも自由に乗れるが
道路交通法には従う義務は当然ある。
自転車は車両ではないぜ!何言ってんだ!と
言ったところで法律には従わなければならない。
極端なことを言えば
人を刺殺して、あいつが悪いんだ、俺は何も悪くない!
と言っても無駄である。人を刺殺せば刑務所行きだ。
もっと自転車にも罰則を設けるべきである。
これは多くの人が痛感しているはずである。
ちょっと街を歩いただけで
歩行者道をすさまじい速度で駆け抜ける。
歩行者道をベルを鳴らして歩行者をどかせて走る。
信号を無視する。
車が走っているにも関わらず、平気で道路を横断する。
一方通行を逆走する。
道路の進行方向とは逆を走行する。
車道を車を制ししながら走行したり、ひどい場合交差点を車のように曲がる。
(アメリカ映画の見過ぎだ…思い切り犯罪である)
全て
自転車は捕まらない…から
何をしてもかまわない、という考えに基づいて
犯罪行為を行っているのである。
最近では歩行者も真似をしだした…
信号が赤でも平気で道路を横断する歩行者…
車が走っていてもである。
車は絶対停まる。俺は歩行者だ。保護されているから大丈夫!
そんな考えかもしれないが、当の本人は犯罪者以外の何物でもない。
一度こんな光景を見た。
いつものようにママチャリ(大阪では自転車のことをチャリと言う)に
乗った30過ぎ位のオバちゃんが横断歩道を渡ろうとしていた。
歩行者信号はすでに赤に変わっていたが、まだ車が走り出すまでには数秒ある。
オバちゃんは当然の権利のように、(私は自転車よ!轢くなら轢いてみたら)
赤信号の横断歩道を悠々と渡りかけた、その時
猛スピードのダンプが交差点に進入してきたのだ!
自我を押しとおす犯罪者は自転車だけとは限らない。信号は既に赤にも関わらず
ダンプが突進してきたのである。当然自転車のオバちゃんなんか見ていない。
ダンプは交差点を左折すればそれでいいと思っている…
ほんの一瞬のことだった…
結果から言うと
オバちゃんは無事だった。ほんの少しのところでダンプが気付いて停まったのである。
オバちゃんの勝利だった…だが、あと一瞬ダンプが気付くのが遅かったら
オバちゃんは血だらけで交差点の真ん中に横たわっていたはずである。
この場合、理由のいかんに関わらず確かに自転車のオバちゃんは保護されるであろう。
だが、血だらけで交差点に横たわる代償は
余りにも大きいことに気づかなければならない。
ルールは守る。
当たり前である。これは先進国、発展途上国関係ない。
何もど田舎で車が一台も走っていない道路の信号を守れと言っているのではない。
そんな信号は個人の判断で渡って構わない。
そうではない。上のような状況が起こる可能性のあるところでは
ルールは守るのが当然だ。
俺は自転車だ。
俺は歩行者だ。
轢くなら轢いてみろ!
自我を押しとおす犯罪者が増えるのなら、
法的に規制するしかないと痛感するこの頃である。
あなたはこのブログを読んで、どうお考えでしょうか?
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